上マーク回航には、マークへのアプローチと、マーク回航後のコース取りによって4種類のマークの回航方法があります。なお、マーク回航は、すべて反時計まわり(アンクロック:アンクロ)としています。時計まわり(クロック)のときは、左右がすべて逆になります。
- ベアウェイセット
スターボで上マークへアプローチして、マーク回航後、スピンを上げてそのままスターボで下していく方法。タック、ジャイブが入らないので一番簡単です。まずはこの方法が基本。図では、後の説明の便宜上スターボでのアプローチ前のタックとポートでの走りがついてますが、厳密にはベアウェイセットとは関係ありません。
- タックセット
ポートで上マークにアプローチして、マークのすぐ近くでタックをして、スターボになってスピンを上げてそのまま下していく方法。マークのすぐ近くでタックしてすぐにスピンを上げなくてはならないのでちょっと大変。
- ジャイブセット
スターボで上マークにアプローチして、マーク回航して、ジブのまますぐにジャイブして、ポートになると同時にスピンを上げる方法。マーク回航時にジャイブ後即スピンを上げるので結構大変。
- タック&ジャイブセット
ポートで上マークにアプローチして、マークのすぐ近くでタックして、スターボに一時なってそのまま下してすぐジャイブしてポートになって行く方法。マーク付近でタックとジャイブが入るのでとても大変。
